講演・口頭発表等 - 野村 陽恵
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香料の緑膿菌のバイオフィルム形成に対する影響-Ⅱ
菱沼野花、野村陽恵、佐久間克也、一色恭徳
日本薬学会第145年会 2025年03月
開催年月日: 2025年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:福岡県福岡市
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香料のLegionella属細菌に対する影響 – Ⅱ
野村陽恵、石井有紗、山田琴音、山田眞紀、佐久間克也、 一色恭徳
日本防菌防黴学会第51年次大会 2024年09月 日本防菌防黴学会
開催年月日: 2024年09月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京
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MRSAの抗菌薬感受性に対するβ-caryophylleneの影響
野村陽恵、佐久間克也、一色恭徳
第97回日本細菌学会総会 2024年08月 第97回日本細菌学会
開催年月日: 2024年08月
会議種別:ポスター発表
開催地:札幌
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SilvialとDupicalのMRSA抗菌薬感受性に対する影響
山下 雅唯那、舟城 美潮、野村 陽恵、佐久間 克也、一色 恭徳
日本薬学会第144年会 2024年03月
開催年月日: 2024年03月
開催地:横浜
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香料のLegionella属細菌に対する影響 - Ⅰ
野村陽恵、佐久間克也、一色恭徳
日本防菌防黴学会第50年次大会 2023年08月
開催年月日: 2023年08月
開催地:大阪
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MRSAの抗菌薬感受性に対するCaryophyllene類縁体の影響
野村陽恵、山下雅唯那、板倉明日望、佐久間克也、一色恭徳
日本薬学会第143年会 2023年03月 日本薬学会
開催年月日: 2023年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:札幌
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香料の緑膿菌のバイオフィルム形成に対する影響
芦澤怜奈,野村陽恵,佐久間克也,一色恭徳
日本薬学会第142年会 日本薬学会
開催年月日: 2022年03月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
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香料と抗菌薬の Legionella pneumophila に対する抗菌作用の解析
小島菜緒,野村陽恵,作田圭亮,佐久間克也,一色恭徳,近藤誠一
第48回日本防菌防黴学会年次大会 日本防菌防黴学会
開催年月日: 2021年09月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
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香料の緑膿菌薬剤排出ポンプに対する影響
野村陽恵, 一色恭徳, 作田圭亮, 佐久間克也, 近藤誠一
日本薬学会第140年会
開催年月日: 2020年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
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香料のMRSA抗菌薬感受性増強作用の機序解析
森貴世考、森瑞生、野村陽恵、一色恭徳、作田圭亮、佐久間克也、近藤誠一
日本薬学会第140年会
開催年月日: 2020年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
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MRSA の抗菌薬感受性に及ぼす香料の作用解析
森瑞生, 森貴世考, 野村陽恵, 一色恭徳, 作田圭亮, 佐久間克也, 近藤誠一
第92回日本細菌学会総会 日本細菌学会
開催年月日: 2019年04月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:札幌
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腸炎ビブリオO11 リポ多糖に含まれる4-アミノ糖のN-アシル基の構造
一色恭徳, 後藤郁哉, 野村陽恵, 近藤誠一
第92回日本細菌学会総会 日本細菌学会
開催年月日: 2019年04月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
開催地:札幌
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天然香料又はその主要成分の抗菌薬との併用によるMRSA の抗菌薬感受性に及ぼす影響
若島果穂, 喜多村幸, 野村陽恵, 一色恭徳, 作田圭亮, 佐久間克也, 近藤誠一
第62回日本薬学会関東支部大会
開催年月日: 2018年09月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京
【目的】メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA) は、多剤耐性を示すことから使用可能な薬剤は限られており、それらの更なる耐性化が懸念されている。その対策として、感受性の低下した薬剤の再利用が期待されており、本研究では、天然香料とその主要成分について、MRSA の抗菌薬感受性に及ぼす効果を評価した。
【方法】菌株は、Staphylococcus aureus ATCC 43300 (MRSA) を用いた。天然香料 4 種類と主要成分 6 種類について β-ラクタム系 (ABPC、CET、CAZ)、キノロン系 (NFLX)、アミノグリコシド系 (KM) 抗菌薬との併用による効果を checkerboard 法を用いて解析した。
【結果】全ての香料が、何れかの抗菌薬との併用により相乗効果を示した。その中で、Clove bud oil に含まれる Caryophyllene と Litsea cubeba oil に含まれる Limonene は、β-ラクタム系抗菌薬との併用でのみ高い相乗効果を示した。
【考察】全ての香料が、1 つ又は複数の抗菌薬との併用により MRSA の抗菌薬感受性に対する増強効果を示した。特に、細胞膜への作用が知られている Caryophyllene と Limonene は、β-ラクタム系抗菌薬との併用でのみ高い相乗効果を示した。従って、これらの香料は、MRSA の細胞膜に作用することで β-ラクタム系抗菌薬の主な耐性機構である PBP2’の局在を変化させたこと考えられた。また、CET や KM との併用により相乗効果を示した Thyme white oil に含まれる Thymol や Carvacrol も、細胞膜への作用が報告されている。このことから、Caryophyllene や Limonene と同様に PBP2’の局在に影響、更に KM の細胞膜透過性に影響を与えたことが考えられた。これらのことから、香料と抗菌薬との併用は、新たな MRSA 感染症治療法への応用に有用であることが示唆された。 -
香料と抗菌薬との併用による MRSA の抗菌薬感受性に及ぼす影響
石崎美香、喜多村幸、野村陽恵、一色恭徳、作田圭亮、佐久間克也、近藤誠一
第62回日本薬学会関東支部大会
開催年月日: 2018年09月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京
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ヒノキチオール銅錯体/シクロデキストリン複合体における抗菌活性評価
鈴木莉奈, 村田 勇, 井上 裕, 野村陽恵, 一色恭徳, 橋下雅司, 近藤誠一, 金本郁男
第35回シクロデキストリンシンポジウム
開催年月日: 2018年09月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:山梨
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腸炎ビブリオO7リポ多糖の多糖部構造解析
一色恭徳、天野瑞恵、石川恵美、松島茉莉子、野村陽恵、近藤誠一
第91回日本細菌学会総会 日本細菌学会
開催年月日: 2018年03月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
開催地:福岡
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緑膿菌の抗菌薬感受性に及ぼす香料の影響
野村陽恵, 一色恭徳, 作田圭亮, 佐久間克也, 近藤誠一
日本薬学会第138年会
開催年月日: 2018年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:金沢
【目的】緑膿菌 (Pseudomonas aeruginosa) は、抗菌薬に対して自然耐性と獲得耐 性の両方を示す。このことから、感染症治療において使用可能な抗菌薬は限られ、 かつこれらの反復使用による更なる耐性化が懸念されている。そこで、緑膿菌の 薬剤耐性機構の 1 つである薬剤排出ポンプに着目し、香料の薬剤排出ポンプへの 影響を指標としたスクリーニングを行ってきた。今回は、スクリーニングにより 選択された香料について、詳細な併用効果を評価したので報告する。 【方法】評価には、P. aeruginosa JCM 6119、PAO1 と PAO1 由来変異株を用いた。 香料は、小川香料株式会社より分与された香料を用いた。併用効果は、checkerboard 法を改良した変法により評価した。
【結果・考察】807 種類の香料の中からスクリーニングにより選択された 7 香料 について、P. aeruginosa に対する抗菌薬感受性増強効果を評価した。その結果、JCM 6119 株では 3 香料が quinolone 系又は β-lactam 系抗菌薬に対する感受性増強効 果を示した。また、PAO1 株を用いて ofloxacin と cefsulodin による選択により薬 剤排出ポンプの高発現株 (PAO1-OCR、PAO1-OR) を作成した。PAO1-OCR 株は、 quinolone 系と第 3 世代 cephem 系抗菌薬に対して耐性を示し、PAO1-OR 株は quinolone 系抗菌薬に対して耐性を示す。これらの菌株に対する香料と抗菌薬の併 用による効果を評価した結果、それぞれ 1 及び 2 種類の香料が quinolone 系抗菌 薬に対する感受性増強効果を示した。PAO1 株に対しては、全ての香料が感受性増 強効果を示さなかった。香料が耐性株に対して感受性増強効果を示したことから、 P. aeruginosa の薬剤排出ポンプを阻害することで抗菌薬感受性を増強し、耐性を 克服することが明らかとなった。 -
シクロデキストリン誘導体を用いたヒノキチオール固体分散体における抗菌活性の評価
鈴木莉奈、村田 勇、井上 裕、野村陽恵、一色恭徳、近藤誠一、金本郁男
第34回シクロデキストリンシンポジウム
開催年月日: 2017年08月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:愛知
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香料の Pseudomonas aeruginosa 薬剤排出ポンプに対する影響
野村陽恵, 一色恭徳, 作田圭亮, 佐久間克也, 近藤誠一
日本薬学会第 137 年会
開催年月日: 2017年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
【目的】日和見感染症起因菌である Pseudomonas aeruginosa は、薬剤に対して獲得耐性と自然耐性の両方を示すことから、治療に使用される薬剤は限定され、かつこれらの薬剤の反復使用は更なる耐性化を招く恐れがある。そこで、緑膿菌の薬剤耐性機構として知られている薬剤排出ポンプに着目し、香料の薬剤排出機構への影響を評価した。
【方法】評価には、P. aeruginosa JCM 6119 と PAO1 株を用いた。香料は、小川香料株式会社より分与された香料を用いた。薬剤排出ポンプへの影響は、alamarBlue® を用いて評価した。
【結果・考察】合成香料 (823 種類) について P. aeruginosa の薬剤排出ポンプに対する影響を評価した結果、10 種類の香料 (テルペン系アルコール類;3 種類、脂肪属アルコール類;5 種類、ラクトン類;2 種類) が強い薬剤排出ポンプ阻害活性を示した。これら活性を示した香料の構造を比較すると、ラクトン類では 5 員環を有する化合物では薬剤排出ポンプ阻害効果を示したが、6 員環を有する化合物では阻害効果を示さなかった。また、側鎖の長さ依存的に薬剤排出ポンプ阻害活性を示すことが明らかとなった。同様に、アルコール類では一定の長さのアルキル鎖を有する化合物が特異的に薬剤排出ポンプ阻害活性を示し、同じ長さのアルキル鎖を有する化合物であってもアルデヒド類は阻害活性を示さなかった。これらのことから、薬剤排出ポンプ阻害活性にはアルキル鎖の長さと水酸基等による極性の違いが大きく影響することが示唆された。 -
腸炎ビブリオ O7 リポ多糖の糖鎖構造
一色 恭徳,内村 嘉孝,野村 陽恵,近藤 誠一
第90回日本細菌学会総会
開催年月日: 2017年03月 - 2017年09月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
開催地:仙台