所属 |
理学部 化学科 |
職名 |
助教 |
外部リンク |
出身大学院 【 表示 / 非表示 】
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熊本大学 自然科学研究科 理学専攻化学コース 博士課程 修了
- 2018年03月
国名:日本国
学外略歴 【 表示 / 非表示 】
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城西大学 理学部 化学科 助教
2020年04月 - 現在
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東京大学大学院 理学系研究科 日本学術振興会特別研究員
2018年04月 - 2020年03月
国名:日本国
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東京大学 大学院理学系研究科 化学専攻 博士研究員
2018年04月 - 2020年03月
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独立行政法人日本学術振興会 日本学術振興会特別研究員(PD)
2018年04月 - 2020年03月
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独立行政法人日本学術振興会 日本学術振興会特別研究員(DC1)
2015年04月 - 2018年03月
論文 【 表示 / 非表示 】
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pH-driven optical changes of platinum(II) complexes having carboxy-appended salophen ligands 査読あり
Shun Fujii, Hajime Yagi, Tomohiro Kawaguchi, Mitsuru Ishikawa, Naoki Izumiyama, Manabu Nakaya
Dalton Transactions 52 ( 29 ) 10206 - 10212 2023年
担当区分:責任著者 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:Royal Society of Chemistry (RSC)
The present carboxy-appended platinum(ii) complexes exhibit UV-vis and luminescence spectra changes by the protonation/deprotonation trrigered by the addition of acid and base.
DOI: 10.1039/d3dt00956d
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Light-induced excited spin state trapping in iron(iii) complexes 査読あり
Manabu Nakaya, Ryo Ohtani, Leonard F. Lindoy, Shinya Hayami
Inorganic Chemistry Frontiers 8 ( 2 ) 484 - 498 2021年
担当区分:筆頭著者 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:Royal Society of Chemistry (RSC)
<p>This review discusses the correlation of the local and whole molecular structure of iron(<sc>iii</sc>) complexes with the magnetic properties including the light-induced excited spin-state trapping (LIESST) effect.</p>
DOI: 10.1039/d0qi01188f
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Metal-Dependent DNA Base Pairing of 5-Carboxyuracil with Itself and All Four Canonical Nucleobases 査読あり
Yusuke Takezawa, Akira Suzuki, Manabu Nakaya, Kotaro Nishiyama, Mitsuhiko Shionoya
Journal of the American Chemical Society 142 ( 52 ) 21640 - 21644 2020年12月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:American Chemical Society ({ACS})
DOI: 10.1021/jacs.0c11437
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Guest Modulated Spin States of Metal Complex Assemblies 査読あり
Manabu Nakaya, Ryo Ohtani, Shinya Hayami
European Journal of Inorganic Chemistry 2020 ( 39 ) 3709 - 3719 2020年10月
担当区分:筆頭著者
© 2020 Wiley-VCH GmbH Recently, “host–guest chemistry” aspects of material science have received much attention, particularly in relation to moderating the functions of materials. In particular, magnetic properties involving the “magnetic ordering” and “spin crossover” of host–guest metal complex systems have been actively investigated in terms of their host–guest chemistry. That is, systems in which the magnetic properties are sensitive to perturbation by the uptake of guests (which thus act as chemical stimuli). Such guests (solvents, gases and organic molecules) very often influence the structures of both discrete metallosupramolecular assemblies as well as those of coordination polymers/metal-organic frameworks (CPs/MOFs), providing a means for fine-tuning their magnetic behavior, including the switching of their spin states. In this minireview, we report recent progress in the development and investigation of magnetic materials of both the CP and MOF categories as well as of discrete complexes whose properties are modulated by guests.
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Manabu Nakaya, Wataru Kosaka, Hitoshi Miyasaka, Yuki Komatsumaru, Shogo Kawaguchi, Kunihisa Sugimoto, Yingjie Zhang, Masaaki Nakamura, Leonard F. Lindoy, Shinya Hayami
Angewandte Chemie International Edition 59 ( 26 ) 10658 - 10655 2020年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:Wiley-VCH
MISC 【 表示 / 非表示 】
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結晶状態における核酸塩基対形成を利用した金属錯体分子の集積化 招待あり
仲谷 学、大谷 亮
Dynamical Ordering & Integrated Functions Newsletter 2017年04月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
受賞 【 表示 / 非表示 】
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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DNAを鋳型とした金属錯体集積体の構築と機能性フィルムへの応用
研究課題/領域番号:22K14695 2022年04月 - 2024年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 若手研究
仲谷 学
配分額:4680000円 ( 直接経費:3600000円 、 間接経費:1080000円 )
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核酸塩基による異方的な水素結合を利用した外場応答性配位高分子の集積制御と機能創出
研究課題/領域番号:18J02137 2018年04月 - 2021年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費 特別研究員奨励費
仲谷 学
配分額:3640000円 ( 直接経費:2800000円 、 間接経費:840000円 )
本課題では、DNA二重鎖内に錯体包接部位としての無塩基サイト(abasic site)を1~3つ導入し、サレン型単核金属錯体を標的分子とし、DNA二重鎖のabasic siteへの包接を行なった。abasic siteを導入することで、DNAに沿った金属錯体の配列制御や、abasic siteの大きさに応じた錯体分子数の制御が行える。
実際に、サレン型錯体の添加に伴ったDNA二重鎖の安定化や錯体由来のCDピークの観測、およびESI-MSスペクトルによる錯体を包接したDNA二重鎖の分子量の直接的な確認により錯体の導入を裏付けた。Abasic siteの数を増やしたところ、それに伴うサレン型錯体の分子量の増加も観測できたことから、abasic siteの増加により包接分子数を制御できたと考える。
また、金属にPt(II)イオンを用いたところ、abasic siteを有する場合のみ強い発光挙動が見られた。これは、abasic siteを持たないDNA二重鎖では、仮にDNA二重鎖表面上に錯体が付加しても酸素によって発光がクエンチされるためと考えられる。すなわち、abasic siteへの導入を示唆する結果となった。今後は、分子数や配列制御に伴う発光特性の精密制御を行う。 -
核酸塩基対形成に基づく外場応答性金属錯体集積体の創成
研究課題/領域番号:15J11333 2015年04月 - 2018年03月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費 特別研究員奨励費
仲谷 学
配分額:2800000円 ( 直接経費:2800000円 )
本年度は、これまでの単核錯体から、一次元錯体へ分子設計の幅を広げ、核酸塩基であるアデニン(A)およびチミン(T)を導入することを試みた。元性を有する錯体への核酸塩基の導入は、核酸塩基の導入位置や数を調整することで、分子の集積方向を制御することに繋がり、分子集積に異方性を加えることが可能となる。
本研究では、アデニンおよびチミンそれぞれにカルボン酸を導入したA-C2-COOHおよびT-C2-COOHを合成 し、銅イオンを用いて錯体合成を行った。架橋配位子として4,4'-ビピリジン(bpy)を用いることで一次元錯体 の合成を行った。拡散法を用いることで単結晶を得ることに成功し、[Cu2(R-C2-COO)4](bpy)2の組成を有している ことが分かった。ここでは、カルボン酸架橋された銅2核錯体がビピリジンで一次元に連なった相互倣合(CID) 型構造を形成していることがわかった。さらにこの一次元錯体は隣接する分子と塩基対を形成することで集積化 していた。対照実験として核酸塩基を導入しない場合およびビピリジンを導入しない場合においても錯体合成も 行った。核酸塩基を導入しない場合においてもどピリジン架橋の一次元錯体が得られたが、集積方向はランダム であった。一方、ビピリジンを導入しない場合でも、銅2核錯体が得られ、分子は核酸塩基の水素結合によって 集積していたが、集積方向はランダムであった。すなわち、核酸塩基を導入したビピリジン架橋によるCID型錯 体においてのみ一次元構造が同一方向に配列した集積構造を作ることが明らかとなった。この設計指針を利用すれば、金属イオン種を様々に変えることで、磁気特性や誘電特性など物性の制御も期待できる。
その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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塩基対形成・開裂を利用した金属錯体の異方集積化と機能開拓
2022年06月 - 2023年03月
日本私立学校振興・共済事業団 若手・女性研究者奨励金
仲谷 学
担当区分:研究代表者