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経営学部 マネジメント総合学科 |
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学外略歴 【 表示 / 非表示 】
論文 【 表示 / 非表示 】
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FIDO2認証サーバーによる退学者防止効果の研究―出席不良者と退学率相関関係の視点にて― 査読あり
杉本 理, 志田 崇, 仰木 裕嗣
電子情報通信学会論文誌A J105A ( 12 ) 168 - 174 2022年12月
担当区分:筆頭著者, 責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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JAMS(指紋認証システム)を利用したオンライン認証による不正防止可能性の検討 査読あり
志田崇, 栗田るみ子, 杉本理
城西大学経営学研究科紀要 17 ( 1 ) 39 - 54 2021年09月
担当区分:最終著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
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FIDO2サーバーによるなりすまし防止効果の研究ー退学者防止効果の視点にて
杉本 理, 志田 崇, 仰木裕嗣
情報処理学会,第84回(2022年)全国大会講演論文集 3 5 - 6 2022年03月
担当区分:筆頭著者, 責任著者
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FIDO2サーバーと身分証型セキュリティキーによるパスワードレス・キャンパスネットワークの構築
杉本 理, 仰木裕嗣
情報処理学会,第84回(2022年)全国大会講演論文集 3 3 - 4 2022年03月
担当区分:筆頭著者, 責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
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チャットボットを使ったセルフメディケーションの利用促進に関する研究
初貝 光平, 杉本 理
教育システム情報学会2021年度JSiSE学生研究発表会 2022年03月
担当区分:最終著者, 責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示 】
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FIDO2セキュリティキーによるパスワードレス・キャンパスネットワークの構築とその応用 招待あり
杉本 理
大学ICT推進協議会, 2021年次大会 2021年12月
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Implementation of FIDO2 Server and Passwordless Network Using Campus ID Type Security key 招待あり
Osamu Sugimoto
Authenticate 2021 2021年10月
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What I Learned from my Startup Experience at Silicon Valley 招待あり
Osamu Sugimoto
Erasmus+ Program, University of Debrecen, Department of Informatics 2019年05月
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Technological Unemployment Influenced by Innovative Technology such as IoT/AI 招待あり
Osamu Sugimoto
Erasmus+ Program, University of Debrecen, Department of Informatics 2019年05月
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(I think I) Stayed Hungry, Stayed Foolish 招待あり
Osamu Sugimoto
Tsukuba Global Science Week 2018年09月
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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脳構造化スーパーコンピュータの研究
研究課題/領域番号:05044073 1993年 - 1994年
日本学術振興会 科学研究費助成事業 国際学術研究
中村 維男, 杉本 理, 小林 広明, 萩原 将文, 後藤 英介, 深瀬 政秋, 長谷川 勝夫, FLYNN Michae, MICHAEL Flyn
担当区分:研究分担者
配分額:4000000円 ( 直接経費:4000000円 )
本研究では、脳構造化スーパーコンピュータの解析と統合およびその性能評価を目的として、スタンフォード大学と東北大学が共同研究を行うことを計画した。このために、研究代表者と研究分担者は合計10回の研究連絡会議を開いた。その内訳はスタンフォード大学で8回、東北大学で2回である。これらの会議では、日米の研究協力者も適宜討論に参加した。その他、計算機アーキテクチャの分野で指導的立場にある研究者を招いての会議も開催した。さらに、日常的には電子メールによる研究連絡を頻繁に行った。その結果、研究計画の項目毎に以下に示す実績を得ることができた。本年度はこの他にも、機械設計支援システム、並列アルゴリズム、マルチメディアに関する論文、計算機アーキテクチャを指向した計算機ハードウェアに関する著書1冊の実績を得ている。
1.脳構造化スーパーコンピュータの統合:研究計画の全項目を脳構造化スーパーコンピュータとして統合した。マインドコンピュータ、表現認識連想記憶メモリ、脳波学、人口蝸牛殻、過疎分散メモリ、波状パイプライン、ジェットパイプライン、論理型アーキテクチャ、記号処理アーキテクチャ、機能型アーキテクチャ、コンピュータグラフィックスの役割を考慮に入れ、脳構造化スーパーコンピュータにおける位置付けを明確に図示した。
2.過疎分散方式メモリの構築:脳構造化スーパーコンピュータにおいて過疎分散方式メモリと対をなす波状パイプラインシステムに関して、CMOS VLSIベクトルユニットによる実装設計を行った。さらに、脳構造化スーパーコンピュータにおける処理とデータ伝送に不可欠のベクトルマシン、スーパースカラプロセッサ、マルチプロセッサなどの超高速プロセッサとコンピュータネットワークについての問題点と指針を明らかにした。
3.RIGHTコンピュータの解析:スーパーコンピュータで脳機能を実現するための方法論に関するこれまでの研究をさらに発展させ、階層構造を有する分散型連想記憶メモリシステムを用いた脳構造化スーパーコンピュータの概念的モデルを明確にした。特に、このモデルに関してのRIGHTコンピュータの解析を行った。さらに、概念的モデルと具体的モデルの融合を試みた。これらの研究成果は近く公表の予定である。
4.超並列記号処理システムの構築:超並列記号処理システムをVLSIで構築することを目的として、この研究の基礎となる学問の体系化を行い、1冊の図書にもとめた。さらに、VLSIの設計に関する独自の方法について研究を行った。得られた成果をもとに現在論文を作成中である。
5.脳の処理モデルの研究:医学的な見地から遺伝子と脳の相互作用を検討し、脳の処理モデルの独創的な研究を展開している。これらの研究成果は近い将来公表の予定である。
6.RIGHTコンピュータの性能評価:RIGHTコンピュータの構成要素であるニューラルネットワークとファジィ推論システムの融合、分散表現を用いた知的情報処理、および連想記憶メモリの性能評価に関して4編の論文を公表した。
7.LEFTコンピュータとRIGHTコンピュータの性能評価:LEFTコンピュータとRIGHTコンピュータは、脳構造化スーパーコンピュータの処理部と入出力部に対応する。本研究計画項目では、特にデータ処理と出力を担当するコンピュータグラフィックスシステムの光線追跡法と多重路表現法について、詳細な性能評価を行った。
8.RIGHTコンピュータのためのニューラルネットワークの研究:RIGHTコンピュータのためのニューラルネットワークに最近話題のウェーブレット変換を導入し、音声データ処理についての研究を展開した。 -
スーパーコンピュータの構成と性能に関する基礎研究
研究課題/領域番号:03044020 1991年 - 1992年
日本学術振興会 科学研究費助成事業 国際学術研究
中村 維男, 杉本 理, 小林 広明, 萩原 将文, 後藤 英介, 深瀬 政秋, 長谷川 勝夫, MICHAEL FLYN, MICHAEL Flyn
担当区分:研究分担者
配分額:4000000円 ( 直接経費:4000000円 )
1.研究活動の要約
本研究では,スーパーコンピュータの構成に向けての基本設計概念を命令セットレベルで作成することを目的として,スタンフォード大学と共同研究を行うことを計画した。このために,研究代表者と研究分担者(長谷川勝夫,深瀬政秋,萩原将文,小林広明,杉本理)は合計35回の研究連絡会議を開いた。その内訳は
(1)スタンフォード大学において21回,
(2)研究分担者(Michael j.Flynn教授と杉本理)を東北大学に招へいして7回,
(3)研究分担者(後藤英介)を交えて東北大学で7回,
である。これらの研究連絡会議には,オブザーバーが適宜討論に参加した。
2.研究方針
これらの研究連絡会議において,はじめにスーパーコンピュータの汎用化に向けて頭脳の左脳と右脳の機能を計算機科学の範疇で整理した。次に,本研究では入出力部のRIGHTコンピュータと処理部のLEFTコンピュータで超越スーパーコンピュータを構成することを目指すことを決めた。
3.LEFTコンピュータに関する研究実績
LEFTコンピュータについては,ベクトル演算の他にスカラー演算,論理演算,言語処理等が従来の処理速度を1桁以上上回る命令レベル中心の計算機アーキテクチャの設計を行うことを計画した。ジェットパイプライン,ウエーブパイプライン,シンボリックアーキテクチャの研究を行ったことにより,この項目はかなりの程度まで達成した。
(1)ジェットパイプライン
ジェットパイプラインは,フォンノイマン型計算機に属するほとんど全てのプロセッサを1つのプロセッサに集積化したものである。ジェットパイプラインによるリバモアループの処理時間に関して,従来のフォンノイマ型計算機に関する概念では説明することのできない興味ある成果が得られた。
(2)ウエーブパイプライン
従来の画一化されたパイプライ方式の待ち時間の無駄を解消するウエーブパイプライン方式の研究を行った。ウエーブパイプラインをシリコンチップ上に最適に配置することに関して有用な知見が得られた。
(3)シンボリックアーキテクチャ
LEFTコンピュータを構成するための第3のアーキテクチャとして,リスト構造に対する新しい並列処理システムであるシンボリックアーキテクチャの研究を行った。シンボリックアーキテクチャの構造に対するリストの処理速度の依存性に関して,興味ある結果が得られた。
4.RIGHTコンピュータに関する研究実績
RIGHTコンピュータについては,OSレベルアーキテクチャからマイクロ命令レベルの計算機アーキテキチャに亘る一貫した設計論の検討を計画した。このため,ニューロコンピュータとファジイコンピュータの従来の成果を検討した。医学的な見地から新しい右脳のモデルの検討が必要であることが明かとなった。REGHTコンピュータの構成要素として以下のような研究を行った。
(1)過疎分散方式メモリ
連想記憶方式の過疎分散方式メモリを,これまで方式或いはアルゴリズムの確立されていなかったパターン認識に応用した。この研究を通して,過疎分散方式メモリはアナログモデルのパターン認識をデジタル処理と結合できることが明らかとなった。
(2)意志志向計算機(MOC)
人間の想像性にかかわる計算機としてMOCを提案し,右脳の機能実現に対するMOCの可能性を検討した。
(3)新しい右脳型計算機
ニューラルネットワークに基づく新しい右脳型計算機の研究を行った。学習アルゴリズム,連想メモリとその性能評価に関して有用な知見を得た。