宇和田 貴之 (ウワダ タカユキ)

UWADA Takayuki

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所属

理学部 化学科

職名

准教授

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外部リンク

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(工学) ( 2007年03月   大阪大学 )

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • タンパク質結晶

  • 金ナノ粒子

  • 多孔質材料

  • フォトンアップコンバージョン

  • レーザー分光

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研究分野 【 表示 / 非表示

  • ナノテク・材料 / ナノ構造化学

  • ナノテク・材料 / 機能物性化学

  • ナノテク・材料 / 基礎物理化学

  • ナノテク・材料 / 応用物理一般

出身学校 【 表示 / 非表示

  • 大阪大学   工学部   応用自然科学科   卒業

    1998年04月 - 2002年03月

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    国名:日本国

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 大阪大学   工学研究科   応用物理学専攻   博士課程   修了

    2002年04月 - 2007年03月

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    国名:日本国

留学歴 【 表示 / 非表示

  • 2005年05月 - 2005年08月   テキサス州立大学オースティン校   研究留学

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 城西大学   理学部   化学科   准教授

    2018年04月 - 現在

  • 城西大学   理学部   化学科   助教

    2012年04月 - 2018年03月

学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 台湾交通大学   理学院応用化学科   研究員

    2008年04月 - 2012年03月

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    国名:台湾

  • 奈良先端科学技術大学院大学   物質創成科学研究科   非常勤研究員

    2008年04月 - 2012年03月

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    国名:日本国

  • 財団法人濱野生命科学研究財団   21生命科学研究所   研究員

    2007年04月 - 2008年03月

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    国名:日本国

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 応用物理学会

    2003年04月 - 現在

  • 日本化学会

    2006年04月 - 現在

  • 光化学協会

    2003年04月 - 現在

  • 日本分光学会

    2006年04月 - 現在

取得資格 【 表示 / 非表示

  • 危険物取扱者(甲種)

研修受講歴 【 表示 / 非表示

  • 2017年08月   Teaching effectively in English

 

研究経歴 【 表示 / 非表示

  • タンパク質包接金量子ドットの調製とその分光学的研究

    科学研究費補助金  

    研究期間: 2012年04月  -  現在

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    金量子ドットは、半導体量子ドットと同様にそれ以上のサイズでは現れない電気伝導特性や発光特性を示す。このため触媒、電極材料への応用が展開されているが、最近では発光特性に着目し半導体量子ドットに代わるナノ発光材料として期待されている。本研究ではタンパク質によるバイオミネラリゼーションによって調製した金量子ドットについて、タンパク質は高次構造をもつ巨大分子であるため、タンパク質のどの要素がスペクトルや発光収率に影響を与えているかは明らかではないため、これを分光学的に検討している。

  • 集光レーザー下におけるソフトマター物理化学

    科学研究費補助金  

    研究期間: 2008年04月  -  現在

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    常温液中下における分子の自己組織化、結晶作製手法として、レーザー光集光により生じる電場勾配が引き起こす光圧(光勾配力とも)の利用が注目を集めている。この機構として、従来は集光点における分子濃度増大、分子間相互作用の変化を光圧から議論していたが、本研究では、集光レーザーが等しく起こしうる光圧と光圧以外の現象の絡み合いに着目している。モデル系としてコロイドや液晶を対象とし、レイリー・ラマン顕微分光イメージングを駆使して集光地点のみならずその周辺を同時に観察し、集光点を起点とした諸現象の空間広がりを調べた。その結果、溶媒の局所加熱に伴う集光点を中心とした対流の発生が光圧の効率を向上させること、集光点の電場により配向した分子がその周辺分子の配向を次第に変化させることを明らかにした。ソフトマター化学、流体力学、非平衡統計力学の学際研究として、今後一層の発展が見込まれる。

  • フェムト秒レーザーアブレーション化学

    その他の研究制度  

    研究期間: 2008年04月  -  2012年03月

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    10-13秒オーダーの短いパルス幅に光子を集中できるフェムト秒レーザーを用いることで、多光子吸収のような非線形光学現象を効率よく発生させることができる。その一例として、水分子の多光子吸収に伴うキャビテーションバブル発生が知られている。私はこの現象の化学反応への応用を試み、例えばバブル発生時に金イオンの還元が高効率で起きナノ粒子が生成すること、このバブルを気液界面に発生させることで、過飽和溶液からの結晶生成の効率が増大するこをと明らかにした(アミノ酸、タンパク質について)。これらの機構は現在分光学的に解明中であるが、フェムト秒レーザーでしか生じることのない新しい化学反応スキームや生成物があるものとみて、研究を進めている。

  • レイリー散乱顕微分光イメージング装置の開発

    科学研究費補助金  

    研究期間: 2005年04月  -  2007年03月

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    非発光性ナノ物質の高SN比での分光分析手法として、レイリー散乱光を信号として参照光と光路を切り分けて検出する、レイリー散乱分光が有効である。本研究では、単一ナノ粒子のレイリー散乱像と広帯域レイリー散乱スペクトルをサブマイクロm の高空間分解能での同時測定を目的とし、共焦点レイリー散乱顕微分光・イメージング装置を新たに開発した。 [著書1,2論文9]光源としてフェムト秒レーザーをフォトニック結晶ファイバーに導入することで得られるレーザー白色光を用いることで、面方向200 nm、光軸方向に650 nmと高空間分解能を実現し、450-800 nmの領域で分光スペクトルをもとに試料をマッピング、画像化する。本装置は発光・非発光性にかかわらず高分解能での測定が可能なため、非染色細胞イメージングにも適応できる。現在は、動的散乱計測も同時に行い分子拡散の情報もイメージングが可能な装置へと拡張している。細胞分化など分子拡散がマクロな形態変化に繋がる系の分光学的議論を目指している。

論文 【 表示 / 非表示

  • Melting of a single ice microparticle on exposure to focused near-IR laser beam to yield a supercooled water droplet 査読あり

    Shuichi Hashimoto, Takayuki Uwada

    Phys. Chem. Chem. Phys.   26   1967 - 1976   2024年01月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • In Situ Absorption and Fluorescence Microspectroscopy Investigation of the Molecular Incorporation Process into Single Nanoporous Protein Crystals 査読あり 国際誌

    ACS Omega   5   9605 - 9613   2020年04月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:American Chemical Society  

    DOI: 10.1021/acsomega.0c01038

  • Liquid-Liquid Interface Can Promote Micro-Scale Thermal Marangoni Convection in Liquid Binary Mixtures 査読あり 国際誌

    J. Phys. Chem. C   124   2427 - 2438   2020年01月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:American Chemical Society  

    DOI: 10.1021/acs.jpcc.9b09208

  • Flow-Induced Transport via Optical Heating of a Single Gold Nanoparticle 査読あり 国際誌

    J. Phys. Chem. C   123   4512 - 4522   2019年01月

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    担当区分:第二著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:American Chemical Society  

    DOI: 10.1021/acs.jpcc.8b11575

  • Localized Phase Separation of Thermoresponsive Polymers Induced by Plasmonic Heating 査読あり

    Issei Aibara, Jun-ichi Chikazawa, Takayuki Uwada, Shuichi Hashimoto

    J. Phys. Chem. C   2017年09月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1021/acs.jpcc.7b07187

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • CSJカレントレビュー35 有機・無機材料の相転移ダイナミクス

    日本化学会 編( 担当: 分担執筆)

    化学同人  2020年03月 

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    記述言語:日本語   著書種別:学術書

  • Molecular Nanodynamics vol. 1

    Hiroshi Masuhara, Yoichiroh Hosokawa, Takayuki Uwada, Guillaume Louit, Tsuyoshi Asahi( 担当: 編集)

    Wiley-VCH  2009年04月 

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    記述言語:英語   著書種別:学術書

  • ナノイメージング

    宇和田貴之、朝日剛、増原宏( 担当: 編集)

    NTS  2008年04月 

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    記述言語:日本語   著書種別:学術書

  • プラズモンナノ材料の設計と応用技術

    朝日剛、宇和田貴之( 担当: 編集)

    CMC出版  2006年04月 

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    記述言語:日本語   著書種別:学術書

  • NanoPlasmonics: From Fundamentals to Applications

    Tsuyoshi Asahi, Takayuki Uwada, Hiroshi Masuhara( 担当: 編集)

    Elsevier  2006年04月 

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    記述言語:英語   著書種別:学術書

科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 三成分分子結晶ナノ粒子の単一粒子フォトンアップコンバージョンダイナミクス観測

    研究課題/領域番号:23K04541  2023年04月 - 2026年03月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

  • プラズモン光熱反応における非等方的温度分布の役割解明と積極的利用

    研究課題/領域番号:22K04884  2022年04月 - 2025年03月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

  • タンパク質結晶細孔をテンプレートとした三次元組織化複合ナノ構造材料の創生

    研究課題/領域番号:20K05269  2020年04月 - 2023年03月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

  • タンパク質結晶をナノ反応場とした三次元金クラスター構造体形成過程のその場観察

    研究課題/領域番号:16K21325  2016年04月 - 2018年03月

    科学研究費補助金  若手研究(B)

    宇和田貴之

  • レーザーアブレーション法を利用したプラズモン増強光触媒の作製と評価

    研究課題/領域番号:22655043  2010年04月 - 2012年03月

    科学研究費補助金  萌芽研究

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    レーザーアブレーションによって金ナノ粒子を包埋することで可視光励起を実現し、ゼオライト型結晶にすることで選択的分子吸着を可能とすることで、これまで以上の高効率光触媒反応が期待できる金ナノ粒子担持チタノシリケート結晶作製を試みる。

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その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 高分子ナノ粒子による任意の機能性分子のカプセル化とその応用の一例としての光波長変換

    2016年10月 - 2018年03月

    城西大学  城西大学学長所管研究奨励金 

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    資金種別:競争的資金

  • 開発廣場雷利散射顕微影像技術用於探討蛋白質結晶的基本過程

    2009年09月 - 2011年07月

    台湾・行政院国家科学委員会  一般型研究計書(個別型) 

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    資金種別:競争的資金

    We developed wide-field Rayleigh scattering spectroscopy and imaging system and demonstrated gold nanoparticle trapping dynamics upon a focused near-infrared laser irradiation. The migration, trapping, and assembling behavior of gold nanoparticles were examined at single nanoparticle level at the focus spot and its surrounding area in light and heavy water. In light water, the particle migration is driven by thermocapillary effect due to laser heating can assist the particle migration from far away, resulting in concentration increase not only at the focal point but also near the surrounding area. On the other hand, it is clarified that particle migration to the laser spot within the focal plane is not appreciable while scattering force drives the migration vertically along the direction of light propagation in heavy water. The particle existence probability at the focus is estimated as a function of lateral distance from the focus, and is compared with numerically obtained photon pressure potential. These findings will be helpful to understand initial process of protein/molecular crystallization initiated by laser trapping.

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 物理学Ⅰ

    2015年04月 - 現在

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    古典(ニュートン)力学は、例えば自動車や野球のボールのような目に見えるマクロなものから、化学で取り扱う分子のような目に見えないミクロなものの運動を解き明かす。その果てに古典力学と電子の運動の矛盾に気がつき、電子の性質を理解できる(量子力学)のであって、つまるところ電子のやりとりを学ぶ化学科において力学、つまり物理は極めて大切である。高校の時に物理を選択していなかった学生を念頭に、極力化学との繋がりを意識しながらニュートン力学の初歩から解説する。

  • 化学数学Ⅲ

    2012年04月 - 2017年03月

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    本講義では線形代数学を学んでゆく。線形代数学は現代数学の入り口に位置する基礎教養として重要な学問の一つであると共に、化学においては例えば量子力学などで実際的な計算を行うための必須ツールでもあり、洗練された固有の技術も多い。高校数学からの繋がりを重視しつつ、線形代数学特有のアイデアに慣れてゆき、連立一次方程式の解法を中心として学んでゆく。

  • 外国書講読Ⅱ

    2012年04月 - 現在

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    本講義は英語原書や科学論文を読むための訓練として位置づけられる。科学において英語はスタンダードな言語であり、最新かつ豊富な情報を得ようと思えば大量の英文を読み下す必要がある。講義では、蛍光分光について平易な英語で概観した文献を参考資料として精読することで、科学英語における専門用語や頻出する表現に早期に慣れる機会を持つ。四年次の卒業研究の準備とするとともに、英語力一般そのものの底上げも念頭に置いてもらいたい。また、英語圏文化の紹介も毎回冒頭で行う。

  • 物質機能科学特論

    2014年04月 - 2016年03月

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    本講義で解説するのは、一般に”有機光化学”と呼ばれる内容である。通常の有機化学と異なり、有機光化学は光によって電子が励起され電子励起状態となった分子の化学であり、21世紀においては化学の重要な一分野とされている。その基礎である分子による光の吸収と発光をじっくりと学んだ後、有機光化学反応や光合成など重要トピックを理解してゆく。また、ある程度の論理的飛躍はあるが固体の光物性についても解説するので、光触媒や太陽電池の理解の一助として欲しい。

  • 化学ゼミナール・コロキウム

    2012年04月 - 現在

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    3年生までに学習知多知識を元に未知への研究に知見を広めるとともに、卒業研究に必要でかつ3年生までにカバーされていなかった領域について学ぶ。また、発表や討論の仕方、研究のまとめ方などを系統的に会得する。

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担当経験のある科目(本学以外) 【 表示 / 非表示

  • 化学特論Ⅰ/分子化学特論Ⅰ

    2020年08月 機関名:埼玉大学

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    科目区分:大学院専門科目 

 

社会貢献活動 【 表示 / 非表示

  • 川越市小・中・大学連携理科ふれあい事業

    2016年04月 - 現在

  • 毛呂山町学校運営協議会

    役割:助言・指導

    毛呂山町  2023年04月 - 現在

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    種別:その他

学術貢献活動 【 表示 / 非表示

  • 子ども大学にしいるま

    2012年04月 - 現在

 

学内活動 【 表示 / 非表示

  • 2012年04月 - 現在   広報委員会(理学部)   (専攻内委員会)

  • 2012年04月 - 現在   卒業研究発表準備委員会   (専攻内委員会)

  • 2012年04月 - 現在   こども大学実施委員会   (専攻内委員会)

  • 2012年04月 - 現在   大学院FD委員会   (専攻内委員会)

  • 2015年04月 - 2015年08月   アジアサマープログラムアクティビティ委員   (その他の主要活動)

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