担当授業科目 - 細谷 治
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薬物治療演習
2018年04月 - 現在
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授業の目的・目標
医療チームの一員として、薬を必要とする人の情報を収集・解析し、さらにその病態を理解した上で個々の状況に応じた薬の選択、用法・用量の設定ができ、医薬品情報・安全性や治療ガイドラインなどの情報を考慮した安全かつ効率的な薬物治療に参画できる薬剤師になるために、心臓・血管系疾患、アレルギー疾患、皮膚疾患、血液・造血器系疾患、消化器系疾患、呼吸器・胸部疾患、腎・泌尿器系疾患、骨疾患、代謝性疾患、悪性新生物、感染症、およびそれらの治療に用いられる代表的な医薬品に関する基本的知識を演習を通じて修得することを目的とします。
準備学習等の指示
授業開始前には講義スケジュールにより当日の授業内容を予習し、授業終了後には必ず当日の授業内容について、教科書・資料等により復習してください。
講義スケジュール
1.高血圧および虚血性心疾患の病態を理解し、適切な治療薬を選び、その効果と使用上の注意について説明できる。
2.不整脈および心不全についての病態を理解し、適切な治療薬を選び、その効果と使用上の注意について説明できる。
3.アレルギー性皮膚疾患の病態を理解し、適切な治療薬を選び、その効果と使用上の注意について説明できる。
蕁麻疹、薬疹、乾癬、接触性皮膚炎、光線過敏症
4.皮膚真菌症の病態を理解し、適切な治療薬を選び、その効果と使用上の注意について説明できる。
5.アレルギー性鼻炎の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
6.緑内障、白内障、結膜炎、およびメニエール病の病態を理解し、適切な治療薬を選び、その効果と使用上の注意について説明できる。
7.消化性潰瘍および腸炎(クローン病、潰瘍性大腸炎)などの病態を理解し、適切な治療薬を選び、その効果と使用上の注意について説明できる。
8.閉塞性気道疾患(気管支喘息、肺気腫)の病態を理解し、適切な治療薬を選び、その効果と使用上の注意について説明できる。
9.腎不全及びネフローゼ症候群の病態を理解し、適切な治療薬を選び、その効果と使用上の注意について説明できる。
10.骨粗鬆症の病態を理解し、適切な治療薬を選び、その効果と使用上の注意について説明できる。
11.糖尿病、脂質異常症について、病態を理解し、適切な治療薬を選び、その効果と使用上の注意について説明できる。
12.化学療法が必要な悪性腫瘍(肺癌や大腸癌など)の病態を理解し、適切な治療薬を選び、その効果と使用上の注意について説明できる。
抗悪性腫瘍薬の主な副作用(下痢、悪心・嘔吐、白血球減少、皮膚障害(手足症候群を含む)、血小板減少等)の軽減のための対処法を説明できる。
13.白血病の病態を理解し、適切な治療薬を選び、その効果と使用上の注意について説明できる。
14.感染症について、病態を理解し、適切な治療薬を選び、その効果と使用上の注意について説明できる。
インフルエンザ、肺炎、肺結核、ウイルス感染症(サイトメガロウイルスやヘルペス感染)
15.代表的な疾患における薬物治療と非薬物治療(外科手術、食事療法など)の位置づけを説明できる。 -
医療マーケティング特論
2017年04月 - 現在
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授業の目的・目標
ペイシェント・ファースト(患者優先)の医療政策は、「医療をマーケティングする」と同義と解釈することもできます。マーケティングの、「マーケット」は「顧客集合」のこと、「マーケティング(管理)」は「顧客に向かって価値を提供する(過程の管理)」ことです。
医療政策にとって、「価値」とは、「国民の健康と生活の質(QOL)」に他なりません。QOLを主観ではなく、科学としての価値基準とするにはどうしたらよいか、を考えなければなりません。そして、QOLに基づく施策を、市民と共有していく仕組みはどのようなものになるのかを探求します。
また、国民の厚生を改善するためには、疾病を早期に検出する方法(ビッグデータ)と、それに基づいて地域住民の健康を促進する体制を、各地域の生活実態に適合するヘルスケア体制を設計する能力も求められます。しかもそれは、社会経済の観点からも妥当なものである必要があります。これらを、医療マーケティング管理者としての実践していくための能力を形成することを目的とします。
準備学習等の指示
授業開始前には講義スケジュールにより当日の授業内容を確認し、授業終了後には教科書・資料等により、当日の授業内容のポイントを再確認してください。尚、講義内容は、前日までにはWEBクラスに掲載するので参照してください。
講義スケジュール
第一回 マーケティングとは何か
- 顧客に向かって価値を提供する業務課程(プロセス)を管理する
- 全ての個別機能が成功しても「チャンリンシャン」は失敗した
「顧客に向かって価値を提供する業務課程を管理する」マーケティングの趣旨を理解し、その意義を考えられるようになる(知識理解)。
第二回 価値を実現する業務過程を設計する
- マーケティング管理=市民/患者の価値を実現するプロセス
- 事例研究「カゴメ健康直送便」~ 旗艦商品の売り得る可能性を形成する
「市民/患者の価値を実現するプロセス」を構築するために、困難な社会的/経営的に課題を乗り越えることを追体験させ、その心構えを醸成する(取組志向性/創造思考力)。
第三回 バランス・スコアカード(BSC)
- 事業展望を実現する機序の設計
- 目的の為の手段-手順=戦略の企画
- 遂行し統制するKPIの特定
- 事業の展望と機序を共有するBSC
- 「心を一つにする」道具としてのBSC
- 課題「所属する組織のBSCの作成」の説明
BSCの何たるかを学び、成功のための事実を科学する技能を学ぶ(知識理解/汎用技能)。
第四回 BSCの作成
作成したBSCを発表し、その討議を通じて、複雑で高度な事業の統合管理の心技と知恵を学ぶ(取組姿勢/創造思考)。
第五回 生活の質(QOL)をどうやって捉えるか
- QOL's(質調整生存年)という測度
- 「感情」を「勘定」する科学
- 課題「薬価算定に使用するQOLのモノサシを設定する」の説明
QOLの考え方についての課題を出し、報告させる中でQOLの測り方「個人の感情を勘定する」方法を理解させ、市民/患者の一人一人に対応していく姿勢を学ぶ出発点を与える(知識理解/創造思考力)。
第六回 ペイシェント・ファースト(患者優先)のQOLとはどのようなものか
- 成果の視点 … 何を成果の基準とするか
- 購買≒投票(Vote)
… 実質の消費・購買決定権が利用者(患者|消費者)にあることが前提
… では、決定権を利用者に帰属させるにはどうしたら良いか?
- 国民にとって妥当な保健・医療政策とは何か
… QOL's(質調整生存年)による経済計算を政策に反映するとしたら?
… 薬剤経済学により薬品の承認を区分する?
- 課題「介護・医療統合DBを担う組織はどこか?運用の体制は?」の説明
ペイシェント・ファーストのQOLとはどのようなものかを討議し、国民にとって妥当な保健・医療政策とは何かを自らの立場の中で考える視点を得させる(取組態度/創造思考)。
第七回 早期診断と予防医療の可能性 - ビッグデータと人工知能
- 日本におけるビッグデータの現状
- ライフログ/ゲノム解析などによる予防医療に合理性はあるのか
ビッグデータ活用による早期診断と予防医療の可能性を理解させ、課題の発表に基づく議論により、自分に何ができるかを考えさせる(汎用技能/創造思考)。
第八回 健康管理と地域医療
- 物語に基づく医療(NBM)の最終成果としての標準応対
… 様々な患者(ケース)類型の典型=ペルソナ別の応対の標準化
… 標準応対 … ペルソナのプロフィールと標準話法と標準療法
… 会話分析による、質問と分岐による動態スクリプト
健康管理と地域医療について、「健康管理を科学の事実に基づき標準化することは可能か?」を討議し、政策として実行可能なものなのかを考える視点を与える(汎用技能)。また、前回に引き続き、地域包括ケアにどのように取り組むかについて議論を深める(創造思考)。
第九回 小売業のマーケティング
- オリコンも組み立てられない知識人には何もできない
- バックヤードの“シフト表”で「全て」を理解する
(商品陳列を「見物」しても何も解らない)
「ドラッグストアのリテールサポートの実態」を事例で理解させ、自分は何をするかの具体をイメージさせる(取組態度/創造思考)。
第十回 地域包括ケアの体制 - 情報管理を中心に
- ワークフロー管理と情報運用の機構
… 事例:ドクターシーラボ ~ 個客情報の統合と個客への接近
- 地域包括ケアを実現する体制の作り方
「情報管理を中心に地域の健康管理の体制作りをどうする」の課題を出し、その報告を討議して、ワークフローの構築の考え方を理解させる(知識理解/汎用技能)。
第十一回 「健康促進」事業を正常化する
- 健康事業の暗黒面を乗り越える考え方
… 事例:日本赤十字社 ~ 献血事業をどうする?
- 業界を正常化する視点とやり方
… 事例:ゲームソフトの流通
日本赤十字社が「献血を促進するにはどうするか?」などの討議を通じて、実際の課題に取り組む難しさとそれを超えていく発想の転換を体験させる(取組態度/創造思考)。
第十二回 異企業を結びつけてお客様の価値を生み出す
- 目的と方針を共有するには何をどうしたら良いのか
… 事例:「歯医者さんに褒めらる歯に」~ 広告から歯科まで
高齢化社会のオーラルケアのあり方を討議し、メーカーと医院と介護がどのように連携し、総合的なコミュニケーションを構築していくかを理解する(取組態度/創造思考)。
第十三回 プロジェクトの管理 - 何かを実現するリーダがやること
- チームの一体感を醸成し、協働する仲間にする
- 目標を達成するために、まずすべきこと ~ 日程と予算と道標
- 困った時にどうするか ~ スポンサーは誰だ
- 課題「死に場所問題を解決する筋道を設計する」の説明
プロジェクトの管理について、リーダーの立場で何をどう進めていくかを討議し、リーダーとしての自分のやり方を確認させる(取組態度/創造思考)。
第十四回 事業筋道の設計 ~ 2025年問題「死に場所難民」を解決する
- 事業の到達点(問題解決)を思い描く
- 成功の前提条件と分岐点を洗い出す
- 分岐の可能性(主観確率)を推定する
- 事業の筋道(シナリオ)を描く
- 行動計画(道程)を作成する(何時-誰が-何を-どのように)
「2025年 死に場所難民を解決する」事業/政策シナリオの課題の報告に基づいて討議し、不確実性の下で現実問題を解決する複雑さと困難さを理解し、その難しさを乗り越える知恵と技能を習得させる(取組態度/創造思考)。
第十五回 事業筋道の設計 ~ その2
実現すべき到達点から逆に辿る事業筋道(シナリオ)の課題をさらに深め、その報告と討議を通じて、今後の地域包括医ケアのあり方を展望する(取組態度/創造思考)。 -
医薬政策管理特論演習
2017年04月 - 現在
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授業の目的・目標
社会保障制度や経営・管理論を学び、医薬政策の立案に必要な基礎的な知識を体得した上で、薬学と現代政策学を融合した視点を養い、応用する実践的能力をみにつけるとともに、他者、他領域に発信する力も修得します。
準備学習等の指示
これまでに学んだ知識を最大限活用し、授業の内容復習するとともに新しい情報の収集にも力を入れ、自ら考え自身の意見を持って授業に臨んでください。
講義スケジュール
学会参加報告発表
自身の研究以外の内容に関する調査報告
英語論文読解
学部生への研究指導の訓練
について、計45回の演習を行う。 -
医薬政策管理特論
2017年04月 - 現在
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授業の目的・目標
本医薬政策管理特論では、現在の社会保障制度や経営・管理論を学び、医薬政策の立案に必要な基礎的な知識を体得した上で、ペイシェントファーストあるいはシチズンファーストに力点を移し、薬学と現代政策学を融合した視点を養うことを目指して、講義やディスカッションを重ねていきます。
準備学習等の指示
これまでに学んだ知識を最大限活用し、授業の内容を復習するとともに新しい情報の収集にも力を入れ、自ら考え自身の意見を持って授業に臨んでください。
講義スケジュール
1.序論:本邦、医療の現況における医薬政策管理の意義、目的および重要性などを理解し、自ら考え、意見をまとめることができるようになる。
2.外部研究会への参加:最新の医療情報に触れ、薬剤師およびその他医療職種の職能、役割、課題などについて考え、自らの意見をまとめ、現役の医療者と討論することができるようになる。
3.福祉や地域福祉、人口減少・超高齢社会のコミュニティ、福祉マネジメントへの理解を深める。第1回目は、福祉や地域に根ざした福祉について学び考える。この学びを経て、自らと福祉の関係や地域における自らの役割などを理解できるようになる。
4.人口の減少や超高齢と社会が変化する中、コミュニティにおいてどのように医療・福祉・介護の充実を図っていくのかを考える。この学びを通して、社会の変化を読み取る能力を高めることができるようになる。同時に、コミュニティへの参加を強く意識し、コミュニティ活動へ参加する意義が少しずつわかるようになる。
5.地域福祉を追求する中で必要となる福祉マネジメントについて学ぶ。この学びから、管理者に必要となる能力や多職種連携への理解が深まり、思考の底流に位置づけることができるようになる。
6.社会・経済構造が変化しているなかで、医療サービスに対する需要と供給を経済学的な観点から検討してみる。さまざまなデータを通して、医療が国民経済に占める重要性について学び考える。このような学びによって、社会における医療の役割を理解できるようになるだけではなく、自らと医療の関係や医療政策における自らの役割などを理解できるようになる。
7.医療サービスの需要を支える制度として、公的医療保険制度の重要性と仕組みを学び、日本の医療保険制度の変遷と現制度の内容及び財政との関係を理解し説明することができるようになる。
8.医療サービスの供給体制と医療機関の発達に関する基本知識を学び、日本の医療供給政策の変遷と医療機関の発達を理解し説明することができるようになる。
9.医療行為に潜む危険性および医療事故の実態について修得し、どのような時にヒューマンエラーが発生しやすいのか、どうしたらエラーを少なくすることができるのか、ヒューマンエラーの特性について説明することができるようになる。
10.ヒューマンエラーの分析法を修得することにより、身近に起きたインシデント・アクシデントを題材にして、エラーの発生要因を明らかにすることができるようになる。
11.ヒューマンエラーの発生防止から拡大防止の手順を修得することにより、自分が所属する組織や集団の中で起こりうるインシデント・アクシデントを予測し、ヒューマンエラーが起こりにくいシステムを提案できるようになる。
12.医療構造の中で自らの目標設定を具体的に立てることができる。また、その目標達成のための分析手法を理解し、実施することができるようになる。
13.医療構造の中での自分(または職種としての自分)の状況を内的要因・外的要因として具体的な項目についてあげ、討論できるようになる。
14.クロスSWOT分析から戦略を組み立てることができるようになる。
15.まとめ:社会保障制度(社会保険、社会福祉、公的扶助、保健医療・公衆衛生など)や国の政策および地域社会の現状を把握し、解決しなければならない課題を抽出し、その対応策について自ら考え、具体的に説明し、教員あるいは現職者等と共に討論することができるようになる。 -
修士論文研究
2017年04月 - 現在
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授業の目的・目標
薬剤師業務を中心に医療全般にわたる問題を自ら発見、整理し、それら問題の解決方法を俯瞰的な視点から精査、検討することにより、問題を総合的に解決する能力を身に付け、さらに、解決し難い事象に直面した際にも、問題意識を持ち続け、広い視野から解決の糸口を探す努力をする態度を身に付けることを目的とします。
準備学習等の指示
ひとつの専門分野に固執することなく、様々な方向から物事をみる努力(学習)をして下さい。
講義スケジュール
自ら計画を立て、研究を実践する。 -
臨床栄養学実習B
2017年04月 - 現在
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授業の目的・目標
実践的な医療栄養学の基礎知識および基本技能・態度の修得を目指して、傷病者に対する栄養管理能力を向上させるため、種々の栄養補給法の具体的な手法と重症期を含めた栄養管理方法を学び、医療チームの一員である管理栄養士の実際的役割を体験するため、本実習では下記の項目について体験し学ぶこととする。
準備学習等の指示
実習書、配布資料、参考文献等を熟読し、必ず予習すること。
講義スケジュール
1.慢性腎臓病(CKDガイドライン)概要
CKDガイドラインに示されている診断、治療、食事療法について説明できる。
2.透析療法導入と血液浄化法
血液透析療法について、理論と手技を説明できる。
3.腹膜透析療法の理論・手技・食事療法
腹膜透析療法について、理論と手技を説明できる。
4.血液透析療法の実際
血液透析療法に伴う合併症・薬剤・検査データの解釈について説明できる。
5.血液透析療法の食事療法
血液透析療法期の食事療法について説明できる。
6.入院カルテからの情報収集
模擬カルテに記載されている患者情報を収集できる。
7.模擬症例の栄養アセスメント、栄養ケアプラン、栄養管理計画書の作成
模擬症例の栄養アセスメント結果に基づき、栄養ケアプランを立案し、栄養管理計画書の作成ができる。
8.栄養教育計画、教育媒体の作成
模擬症例の栄養アセスメント、栄養ケアプランに基づき、個別栄養教育計画を立案し、教育媒体を作成できる。
9.模擬栄養教育の実施と評価
模擬症例について、模擬入院個別栄養指導を実施し、評価できる。
10.栄養ケアプランとして血液透析患者の食事設計
模擬血液透析症例の栄養アセスメント結果に基づいた食事設計ができる。
11.炎症性腸疾患の栄養管理
炎症性腸疾患の栄養療法を説明し、病態に対応した調理ができる。
12.周術期の栄養管理
胃切除時の病態と栄養管理法を説明し、病態に対応した調理ができる。
13.臨床栄養学実習1で作成した糖尿病献立の調理と評価
臨床栄養学実習1に作成した糖尿病の治療食献立について、実際に調理・試食・評価ができる。
14.15.ハイリスク高齢者のケアと栄養管理
低栄養・褥瘡・嚥下障害のハイリスク高齢者における栄養ケア・マネジメントについて説明できる。
16.肝臓病の栄養管理
慢性肝炎、非代償性肝硬変患者の栄養療法について説明し、病態に対応した調理ができる。
17.経静脈栄養法(TPN)
中心静脈栄養(TPN)法や輸液製剤の特徴について説明できる。
18.経静脈末梢静脈栄養(PPN)
経静脈末梢静脈栄養(PPN)の手技、製剤の特徴について説明できる。
19.経管経腸栄養法
経管経腸栄養法の理論と各種製剤・食品について説明できる。
20.経管経腸栄養
経管経腸栄養法の調整方法、在宅における投与手技について説明できる。 -
薬物治療学A
2017年04月 - 現在
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授業の目的・目標
医療チームの一員として、薬を必要とする人の情報を収集・解析し、さらにその病態を理解した上で個々の状況に応じた薬の選択、用法・用量の設定および医薬品情報・安全性や治療ガイドラインなどの情報を考慮した安全かつ効率的な薬物治療に参画できる薬剤師になるために、中枢神経系疾患、代謝性疾患、精神疾患、消化器疾患、悪性腫瘍、血液・造血器系疾患、耳鼻科疾患、皮膚疾患などの各疾患、およびそれらの治療に用いられる代表的な医薬品に関する基本的知識を修得することを目的とします。
準備学習等の指示
授業開始前には講義スケジュールにより当日の授業内容を予習し、授業終了後には必ず当日の授業内容について、教科書・資料等により復習してください。
講義スケジュール
第1回 薬物治療学Aの総論(細谷)
・代表的な症状(例:下痢、便秘等)について予想される疾患を挙げ、その疾患に関連した薬物治療および非薬物治療の有効性や安全性を説明できる。
・多職種との連携を考慮し、患者の個人情報に配慮した医療人としての薬剤師の役割を考えることができる。
第2回 循環器系疾患(井上)
・以下の高血圧症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
本態性高血圧症、二次性高血圧症(腎性高血圧症、腎血管性高血圧症を含む)
第3回 脳血管疾患および虚血性心疾患(井上)
・脳血管疾患(脳内出血、脳梗塞(脳血栓、脳塞栓、一過性脳虚血)、くも膜下出血)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
・虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
第4回 代謝性疾患(糖尿病とその合併症)(細谷)
・糖尿病とその合併症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
第5回 悪性腫瘍①(白血病)(細谷)
・以下の白血病について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
急性(慢性)骨髄性白血病、急性(慢性)リンパ性白血病、成人T 細胞白血病(ATL)
第6回 悪性腫瘍②(悪性リンパ腫)および播種性血管内凝固症候群(細谷)
・悪性リンパ腫および多発性骨髄腫について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
・播種性血管内凝固症候群(DIC)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
第7回 耳鼻科疾患、皮膚疾患(井上)
・めまい(動揺病、Meniere(メニエール)病等)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
・アトピー性皮膚炎について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
・皮膚真菌症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
・アレルギー治療薬(抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬等)の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。
第8回 消化器系疾患①(胃食道逆流症、機能性消化管障害など)(井上)
・以下の上部消化器疾患について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
胃食道逆流症(逆流性食道炎を含む)、消化性潰瘍、胃炎
・機能性消化管障害(過敏性腸症候群を含む)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
第9回 消化器系疾患②(肝疾患など)(井上)
・肝疾患(肝炎、肝硬変(ウイルス性を含む)、薬剤性肝障害)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
・ウイルス性肝炎(HAV、HBV、HCV)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、感染経路と予防方法および病態(病態生理(急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝細胞がん)、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
第10回 消化器系疾患③(膵炎、胆道疾患など)(井上)
・膵炎について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
・胆道疾患(胆石症、胆道炎)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
第11回 消化器系疾患④(胆囊炎、胆管炎など)(井上)
以下の消化器感染症について、病態(病態生理、症状等)および薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
急性虫垂炎、胆囊炎、胆管炎、病原性大腸菌感染症、食中毒、ヘリコバクター・ピロリ感染症、赤痢、コレラ、腸チフス、パラチフス
第12回 消化器系疾患⑤(炎症性腸疾患など)(細谷)
・炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病、偽膜性大腸炎等)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
第13回 中枢神経系疾患①(統合失調症、不安神経症など)(細谷)
・統合失調症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
第14回 中枢神経系疾患②(うつ病など)(細谷)
・うつ病、躁うつ病(双極性障害)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
第15回 中枢神経系疾患③(不安神経症、薬物依存症、アルコール依存症など)(細谷)
・不安神経症(パニック障害と全般性不安障害)、心身症、不眠症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
・以下の疾患について説明できる。
筋萎縮性側索硬化症、Narcolepsy(ナルコレプシー)、薬物依存症、アルコール依存症 -
薬物治療学B
2017年04月 - 現在
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授業の目的・目標
医療チームの一員として、薬を必要とする人の情報を収集・解析し、さらにその病態を理解した上で個々の状況に応じた薬の選択、用法・用量の設定および医薬品情報・安全性や治療ガイドラインなどの情報を考慮した安全かつ効率的な薬物治療に参画できる薬剤師になるために、呼吸器系・消化器系に作用する医薬品、病原微生物および悪性新生物に作用する医薬品、免疫・炎症・アレルギーおよび骨・関節に作用する医薬品、循環器系・血液・造血器系・泌尿器系・生殖器系、およびそれらの治療に用いられる代表的な医薬品に関する基本的知識を修得することを目的とします。
準備学習等の指示
授業開始前には講義スケジュールにより当日の授業内容を予習し、授業終了後には必ず当日の授業内容について、教科書・資料等により復習してください。
講義スケジュール
第1回 呼吸器・感染症薬物治療の位置づけ (井上)
・インフルエンザウイルス、サイトメガロウイルス、HIVについて、病態、予防方法、治療薬の薬理、薬物治療を説明できる。
第2回 呼吸器感染症 (井上)
・以下の呼吸器感染症について、病態、感染経路と予防方法および薬物治療を説明できる。
気管支炎、扁桃腺炎、細菌性肺炎、肺結核、レジオネラ感染症、百日咳、マイコプラズマ肺炎
第3回 薬剤耐性菌による院内感染 (井上)
・以下の薬剤耐性菌による院内感染について、感染経路と予防方法、病態および薬物治療を説明できる。MRSA、VRE、セラチア、緑膿菌等
第4回 全身性細菌感染症、皮膚真菌症 (井上)
・全身性細菌感染症、皮膚真菌症について、病態、予防方法、治療薬の薬理、薬物治療を説明できる。
第5回 気管支喘息および慢性閉塞性肺疾患 (井上)
・気管支喘息および慢性閉塞性肺疾患について、治療薬の薬理、および病態・薬物治療を説明できる。
第6回 全身性エリテマトーデスおよびアナフィラキシーショック (井上)
・全身性エリテマトーデスおよびアナフィラキシーショックについて、治療薬の薬理、および病態・薬物治療を説明できる。
第7回 骨粗鬆症、カルシウム代謝の異常を伴う疾患 (井上)
・骨粗鬆症、カルシウム代謝の異常を伴う疾患(副甲状腺機能亢進(低下)症、骨軟化症(くる病を含む)、悪性腫瘍に伴う高カルシウム血症)について、治療薬の薬理、および病態・薬物治療を説明できる。
第8回 演習(第1回~第7回) (井上)
・気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、肺炎、肺結核、全身性細菌感染症、皮膚真菌症、院内感染について、演習を通じて病態・薬物治療の理解を深める。
第9回 関節リウマチおよび変形性関節症 (細谷)
・関節リウマチおよび変形性関節症について、治療薬の薬理、および病態・薬物治療を説明できる。
第10回 前立腺肥大症 (細谷)
・前立腺肥大症について、病態・薬物治療を説明できる。
第11回 前立腺癌 (細谷)
・前立腺肥大症について、病態・薬物治療を説明できる。
第12回 子宮内膜症および子宮癌 (細谷)
・子宮内膜症および子宮癌について、病態・薬物治療を説明できる。
第13回 乳癌 (細谷)
・乳癌について、病態・薬物治療を説明できる。
第14回 肺癌、悪性腫瘍治療における薬物治療のまとめ (細谷)
・肺癌および悪性腫瘍の治療における薬物治療の位置づけ、抗悪性腫瘍薬の薬理、臨床適用、耐性獲得機構、副作用、および代表的なレジメンを概説できる。
第15回 演習(第9回~第14回) (細谷)
・関節リウマチ、変形性関節症、前立腺肥大症、子宮内膜症、悪性腫瘍(前立腺癌、子宮癌、乳癌、肺癌)について、演習を通じて病態・薬物治療の理解を深める。 -
薬剤・製剤学特論
2015年04月 - 現在
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授業の目的・目標
薬剤学、製剤学、病院薬剤学を基盤として、薬動学や薬力学を考慮した各種製剤に適した添加物の組合せや組成に関する知識を用いた製剤調製ならびに薬物・製剤素材の物性を理解する上での溶解、拡散、界面現象および高分子科学までを対象とした高度な知識を修得する。
Learn the advanced knowledges to understand physicochemical properties of drugs and materials including solubilization, diffusion, surface phenomena, and macromolecular sciences for preparation of pharmaceutical products considering pharmacokinetics and pharmacodynamics optimized by using appropriate pharmaceutical additives based on the pharmaceutics and clinical pharmaceutics.
準備学習等の指示
授業開始前に必ず講義スケジュールを読み、当日の授業内容を確認しておくこと。
講義スケジュール
1.製剤設計の基礎
薬物送達システムを含む製剤の設計に必要なポイントおよび薬物治療の最適化を可能にする基本技術について概説できる。
2.拡散と移動現象
非平衡の熱力学の視点に立って拡散と移動現象を説明できる。
3.溶解・分配・移動の過程としての膜透過
溶解・分配・移動の一連の過程として膜透過を理論的に説明できる。
4.薬物送達システムの応用例に学ぶ1
医療現場で使用されている薬物送達システム製剤について、その特徴や問題点を説明できる。
5.薬物送達システムの応用例に学ぶ2
医療現場で使用されている薬物送達システム製剤について、その特徴や問題点を説明できる。
6.薬物の拡散現象、膜透過と薬物送達システム
薬物の拡散現象および膜透過性の物理化学的基礎を理解し、これら基礎知識の薬物送達システム 開発における意義を概説できる。
7.薬物の生体内送達のための溶解性、拡散性改善と製剤設計1
混合溶媒系を用いた薬物の溶解性および生体膜透過性改善と製剤設計について説明できる。
8.薬物の生体内送達のための溶解性・拡散性改善と製剤設計2
分散系を用いた薬物の溶解性および生体膜透過性改善と製剤設計について説明できる。
9.物理的エネルギーを利用した拡散制御と製剤設計
電気や超音波および圧縮気体などを利用した薬物の経皮・経粘膜送達技術について説明できる。
10.特殊輸送系の利用と製剤開発
薬物の生体膜輸送に関わるトランスポーターの研究意義(医薬品開発と臨床における重要性)に ついて説明できる。
11.コロイド、ナノおよびマイクロ粒子と薬物送達システム
コロイド、ナノおよびマイクロ粒子の微小環境内における界面特性の基礎と薬物送達システムへ の応用について概説できる。
12.コロイド、ナノおよびマイクロ粒子と製剤設計1
高分子マトリックス粒子からの薬物粒子の放出性を理論的に説明・解析できる。
13.コロイド、ナノおよびマイクロ粒子と製剤設計2
疾患の治療に基づいたコロイド、ナノおよびマイクロ粒子の薬物送達システムとしての製剤設計 と必要とされる機能を説明できる。
14.コロイド、ナノおよびマイクロ粒子と投与設計1
コロイド、ナノおよびマイクロ粒子の薬物の吸収改善への応用とその機能の速度論的、生理学的 解析法について説明できる。
15.コロイド、ナノおよびマイクロ粒子と投与設計2
コロイド、ナノおよびマイクロ粒子の薬物の吸収改善への応用とその機能の速度論的、生理学的 解析法について説明できる。
1. Basis of pharmaceutical product design
Explain important point of view for pharmaceutical product design including drug delivery systems (DDS) and basic techniques for optimization of drug therapy.
2. Solubilization and distribution phenomena 1
Explain principle of solubilization and solute-solvent interactions.
3. Solubilization and distribution phenomena 2
Understand liquid-liquid distribution and explain relevance to the pharmaceutical products.
4. Learn the clinical application of pharmaceutical products and DDS 1
Explain characteristics and problems of pharmaceutical products used in clinical field.
5. Learn the clinical application of pharmaceutical products and DDS 2
Explain characteristics and problems of pharmaceutical products used in clinical field.
6. Diffusion and permeation phenomena and DDS
Understand physicochemical basis of diffusion and permeation phenomena and explain significance of such phenomena for development of DDS.
7. Improvement of solubility and diffusivity and their relevance to DDS design 1
Explain improvement of solubility and biological membrane permeation of drugs using mixture of chemical solvents for design of DDS.
8. Improvement of solubility and diffusivity and their relevance to DDS design 2
Explain improvement of solubility and biological membrane permeation of drugs using dispersion systems including emulsions and suspensions for design of DDS.
9. Diffusion control using physical energies and their relevance to DDS design
Explain transdermal and transmucosal drug delivery techniques using electricity, ultrasound, and compression gases.
10. Use of biological transporter systems for development of DDS
Explain clinical and pharmaceutical importance of transporter systems in drug permeation across biological membranes for development of DDS.
11. Colloids and nano/micro-particles and DDS
Explain basis of surface characteristics of colloids and nano/micro-particles in microscopic environment and application of DDS
12. Colloids and nano/micro-particles and pharmaceutical product design 1
Explain and analyze drug release theoretically from matrices composed of macromolecules.
13. Colloids and nano/micro-particles and pharmaceutical product design 2
Explain functions required for development of DDS design based on clinical use of colloids and nano/micro-particles.
14. Colloids and nano/micro-particles and administration design 1
Explain absorption enhancement of drugs from colloids and nano/micro-particles and their functions using pharmacokinetic and physiological analytical methods.
15. Colloids and nano/micro-particles and administration design 2
Explain absorption enhancement of drugs from colloids and nano/micro-particles and their functions using pharmacokinetic and physiological analytical methods -
薬学総合実習・演習C
2011年04月 - 現在
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授業の目的・目標
病院および薬局での実習を円滑に進めるための技術、知識を修得する
準備学習等の指示
実習前に実習内容を把握し目標を定めて実習に望む
講義スケジュール
1 現代社会が抱える課題(少子・超高齢社会等)に対して、薬剤師が果たすべき役割を提案する。(知識・態度)
2 医薬品のリスクを認識し、患者を守る責任と義務を自覚する。(態度)
3 倫理規範や法令に則した行動を取る。(態度)
4 地域から求められる医療提供施設、福祉施設及び行政との連携について討議する。(知識・態度)
5 主要な抗菌薬の耐性獲得機構および耐性菌出現への対応を説明できる。
6 要指導医薬品・一般用医薬品の選択、受診勧奨の要否を判断するために必要な患者情報を収集できる。(技能)
7 要指導医薬品・一般用医薬品等による治療効果と副作用を判定するための情報を収集し評価できる。(技能)
8 代表的な疾患の症例について、患者情報および医薬品情報などの情報に基づいて薬物治療の最適化を討議する(知識・態度)。
9 目的(効能効果、副作用、相互作用、薬剤鑑別、妊婦への投与、中毒など)に合った適切な情報源を選択し、必要な情報を検索、収集できる。(技能)
10 医薬品情報にもとづいて、代表的な同種同効薬の有効性や安全性について比較・評価できる。(技能)
11 医薬品情報にもとづいて、先発医薬品と後発医薬品の品質、安全性、経済性などについて、比較・評価できる。(技能)
12 一次救命処置(心肺蘇生、外傷対応等)を説明し、シミュレータを用いて実施できる。(知識・技能)
13 医療の担い手が守るべき倫理規範や法令について討議する。(態度)
14 患者・生活者中心の医療の視点から患者・生活者の個人情報や自己決定権に配慮すべき個々の対応ができる。(態度)
15 患者・生活者の健康の回復と維持、生活の質の向上に薬剤師が積極的に貢献することの重要性を討議する。(態度)
16 処方せん等に基づき疑義照会ができる。(技能・態度)
17 薬袋、薬札(ラベル)に記載すべき事項を適切に記入できる。(技能)
18 処方せんに従って、計数・計量調剤ができる。(技能)
19 無菌操作の原理を説明し、基本的な無菌操作を実施できる。(知識・技能)
20 抗悪性腫瘍薬などの取扱いにおけるケミカルハザード回避の基本的手技を実施できる。(技能)
21 処方せんに基づき調剤された薬剤の監査ができる。(知識・技能)
22 適切な態度で、患者・来局者と応対できる。(態度)
23 患者・来局者から、必要な情報(症状、心理状態、既往歴、生活習慣、アレルギー歴、薬歴、副作用歴等)を適切な手順で聞き取ることができる。(知識・態度)
24 患者・来局者に、主な医薬品の効能・効果、用法・用量、警告・禁忌、副作用、相互作用、保管方法等について適切に説明できる。(技能・態度)
25 患者・来局者に使用上の説明が必要な製剤(眼軟膏、坐剤、吸入剤、自己注射剤等)の取扱い方法を説明できる。(技能・態度)
26 代表的な疾患の症例についての患者応対の内容を適切に記録できる。(技能)
27 代表的なインシデント(ヒヤリハット)、アクシデント事例を解析し、その原因、リスクを回避するための具体策と発生後の適切な対処法を討議する。(知識・態度)
28 衛生的な手洗い、スタンダードプリコーションを実施できる。(技能)
29 患者および種々の情報源(診療録、薬歴・指導記録、看護記録、お薬手帳、持参薬等)から、薬物療法に必要な情報を収集できる。(技能・態度)〔E3(2)①参照〕
30 基本的な身体所見を観察・測定し、評価できる。(知識・技能)
31 薬物療法に必要な医薬品情報を収集・整理・加工できる。(知識・技能)
32 代表的な疾患における薬物療法の評価に必要な患者情報収集ができる。(知識・技能)
33 代表的な疾患の症例における薬物治療上の問題点を列挙し、適切な評価と薬学的管理の立案を行い、SOAP形式等で記録できる。(知識・技能)
34 地域における医療機関と薬局薬剤師の連携の重要性を討議する。(知識・態度)
35 現在の医療システムの中でのプライマリケア、セルフメディケーションの重要性を討議する。(態度)
36 代表的な症候(頭痛・腹痛・発熱等)を示す来局者について、適切な情報収集と疾患の推測、適切な対応の選択ができる。(知識・態度)
37 代表的な症候に対する薬局製剤(漢方製剤含む)、要指導医薬品・一般用医薬品の適切な取り扱いと説明ができる。(技能・態度)
38 代表的な生活習慣の改善に対するアドバイスができる。(知識・態度) -
薬学総合実習・演習B
2011年04月 - 現在
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授業の目的・目標
病院および薬局での実習を円滑に進めるための技術、知識を修得する
準備学習等の指示
実習前に実習内容を把握し目標を定めて実習に望む
講義スケジュール
1 現代社会が抱える課題(少子・超高齢社会等)に対して、薬剤師が果たすべき役割を提案する。(知識・態度)
2 医薬品のリスクを認識し、患者を守る責任と義務を自覚する。(態度)
3 倫理規範や法令に則した行動を取る。(態度)
4 地域から求められる医療提供施設、福祉施設及び行政との連携について討議する。(知識・態度)
5 主要な抗菌薬の耐性獲得機構および耐性菌出現への対応を説明できる。
6 要指導医薬品・一般用医薬品の選択、受診勧奨の要否を判断するために必要な患者情報を収集できる。(技能)
7 要指導医薬品・一般用医薬品等による治療効果と副作用を判定するための情報を収集し評価できる。(技能)
8 代表的な疾患の症例について、患者情報および医薬品情報などの情報に基づいて薬物治療の最適化を討議する(知識・態度)。
9 目的(効能効果、副作用、相互作用、薬剤鑑別、妊婦への投与、中毒など)に合った適切な情報源を選択し、必要な情報を検索、収集できる。(技能)
10 医薬品情報にもとづいて、代表的な同種同効薬の有効性や安全性について比較・評価できる。(技能)
11 医薬品情報にもとづいて、先発医薬品と後発医薬品の品質、安全性、経済性などについて、比較・評価できる。(技能)
12 一次救命処置(心肺蘇生、外傷対応等)を説明し、シミュレータを用いて実施できる。(知識・技能)
13 医療の担い手が守るべき倫理規範や法令について討議する。(態度)
14 患者・生活者中心の医療の視点から患者・生活者の個人情報や自己決定権に配慮すべき個々の対応ができる。(態度)
15 患者・生活者の健康の回復と維持、生活の質の向上に薬剤師が積極的に貢献することの重要性を討議する。(態度)
16 処方せん等に基づき疑義照会ができる。(技能・態度)
17 薬袋、薬札(ラベル)に記載すべき事項を適切に記入できる。(技能)
18 処方せんに従って、計数・計量調剤ができる。(技能)
19 無菌操作の原理を説明し、基本的な無菌操作を実施できる。(知識・技能)
20 抗悪性腫瘍薬などの取扱いにおけるケミカルハザード回避の基本的手技を実施できる。(技能)
21 処方せんに基づき調剤された薬剤の監査ができる。(知識・技能)
22 適切な態度で、患者・来局者と応対できる。(態度)
23 患者・来局者から、必要な情報(症状、心理状態、既往歴、生活習慣、アレルギー歴、薬歴、副作用歴等)を適切な手順で聞き取ることができる。(知識・態度)
24 患者・来局者に、主な医薬品の効能・効果、用法・用量、警告・禁忌、副作用、相互作用、保管方法等について適切に説明できる。(技能・態度)
25 患者・来局者に使用上の説明が必要な製剤(眼軟膏、坐剤、吸入剤、自己注射剤等)の取扱い方法を説明できる。(技能・態度)
26 代表的な疾患の症例についての患者応対の内容を適切に記録できる。(技能)
27 代表的なインシデント(ヒヤリハット)、アクシデント事例を解析し、その原因、リスクを回避するための具体策と発生後の適切な対処法を討議する。(知識・態度)
28 衛生的な手洗い、スタンダードプリコーションを実施できる。(技能)
29 患者および種々の情報源(診療録、薬歴・指導記録、看護記録、お薬手帳、持参薬等)から、薬物療法に必要な情報を収集できる。(技能・態度)〔E3(2)①参照〕
30 基本的な身体所見を観察・測定し、評価できる。(知識・技能)
31 薬物療法に必要な医薬品情報を収集・整理・加工できる。(知識・技能)
32 代表的な疾患における薬物療法の評価に必要な患者情報収集ができる。(知識・技能)
33 代表的な疾患の症例における薬物治療上の問題点を列挙し、適切な評価と薬学的管理の立案を行い、SOAP形式等で記録できる。(知識・技能)
34 地域における医療機関と薬局薬剤師の連携の重要性を討議する。(知識・態度)
35 現在の医療システムの中でのプライマリケア、セルフメディケーションの重要性を討議する。(態度)
36 代表的な症候(頭痛・腹痛・発熱等)を示す来局者について、適切な情報収集と疾患の推測、適切な対応の選択ができる。(知識・態度)
37 代表的な症候に対する薬局製剤(漢方製剤含む)、要指導医薬品・一般用医薬品の適切な取り扱いと説明ができる。(技能・態度)
38 代表的な生活習慣の改善に対するアドバイスができる。(知識・態度) -
緩和医療学
2010年04月 - 現在
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授業の目的・目標
がんをはじめとする生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族のQOLの向上を目的に、痛みやその他の身体的、 心理社会的な問題を理解し、緩和ケアに関わる薬剤師および管理栄養士として的確なアセスメントを実施し、有効性と安全性の両側面から治療に貢献できる能力を身につける。また、死を正しく理解し医療人として、死生観についても考えられるようになる。さらに専門職連携教育(IPE)の手法を取り入れ、コミュニケーションやプロフェッショナリズムについても考えられるようになる。
準備学習等の指示
授業開始前には必ず講義スケジュールにより当日の授業内容を確認し、授業終了後には必ず教科書・資料等により、当日の授業内容のポイントを再確認してください。
講義スケジュール
1.緩和ケア総論-1(導入)
緩和ケアとは(定義)、課題、展望、人としての関わり方など
2.緩和ケア総論-2
死を正しく理解し、生と死について考える
3.全人的ケア
全人的ケアの定義、事例
4.痛みの理解とアセスメント
痛みの分類、機序、評価など
5.痛みのマネジメント-1
WHO方式がん疼痛治療法の理解
オピオイド-1(作用機序、効果の確認、副作用への対応など)
6.痛みのマネジメント-2
オピオイド-2(各オピオイドの臨床的特徴について)
7.痛みのマネジメント-3
非オピオイド鎮痛薬(アセトアミノフェン,NSAIDsの特徴と使い方など)
8.痛みのマネジメント-4
鎮痛補助薬(種類と使い方など)
9.痛み以外の症状マネジメント-1
消化器症状(吐気・嘔吐、便秘、食欲不振など)の理解と対応
呼吸器症状(呼吸困難など)の理解と対応
10.痛み以外の症状マネジメント-2
骨転移痛,抑うつ,せん妄などへの対応、
終末期の食事・栄養管理、その他の症状
11.コミュニケーション
患者・家族の気持ちを理解する
12.症例を通して専門職連携実践(IPW)を考える
薬剤師、管理栄養士の役割、専門職種連携、IPW論など
13.IPW演習・緩和医療学(専門職連携実践:Interprofessional Work)-チーム医療を学ぶ-1<彩の国連携科目>
埼玉県立大学、埼玉医科大学、日本工業大学の学生との合同演習(症例検討、支援計画の作成)
14.IPW演習・緩和医療学(専門職連携実践:Interprofessional Work)-チーム医療を学ぶ-2<彩の国連携科目>
埼玉県立大学、埼玉医科大学、日本工業大学の学生との合同演習(症例検討、支援計画の作成)
15.リフレクション・まとめ -
コミュニティファーマシーインターンシップ
2008年04月 - 現在
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授業の目的・目標
ドラッグストアでインターンシップ(就業体験)を行い、地域におけるドラッグストアおよびそこで働く薬剤師の役割について現状を理解し、住民の健康の維持・向上を支援するための薬剤師の将来像について自ら考え、発信できるようになる。
準備学習等の指示
インターンシップを行う際、重要となる言葉づかい、態度など、総合的なコミュニケーションについて予習し、身につけておいてください。授業開始前には必ず講義スケジュールにより当日の授業内容を確認し、授業終了後には必ず教科書・資料等により、当日の授業内容のポイントを再確認してください。
講義スケジュール
インターンシップを行うことで、ドラッグストアにおける業務の現状を把握し、様々な雇用形態の店舗勤務者(有・無資格者)の協働作業や地域における医療連携などについて自ら学ぶ。
スケジュールの一例を以下に示した。
1 概論
2 インターンシップ1日目
1)企業理念について説明できる
2)医薬品関連業務について説明できる。
1.ドラッグストアにおける処方せん調剤の役割について説明できる。
2.OTCの役割について説明できる。
3 インターンシップ2日目
1)健康食品の販売、管理業務について説明できる。
2)化粧品の販売、管理業務について説明できる。
4 インターンシップ3日目
1)化学薬品の販売、管理業務について説明できる。
2)一般物品の販売、管理業務について説明できる。
5 インターンシップ4日目
1)地域における健康ステーションとしての役割について説明できる。
2)教育システムなどを学び、業務の質的向上と維持について説明できる。
6 インターンシップ5日目
1)インターンシップの総括を行い、ドラッグストアの将来像について概説できる。
7 まとめ(必要に応じてディスカッションを行う)
1日約8時間のインターンシップを原則5日間行う。但し、受入店舗により体験内容は若干異なる。
(夏季休業期間に実施予定、帰省先でのインターンシップも可能)
※インターンシップ実施前にオリエンテーション(導入講義を含む)、実施後にリフレクション(学外授業の形態ととることがある)を行う。